愛ちゃん応援日記 by masako


 ドレスはなかなか評判がよく、デザインした人たちは鼻高々。
愛ちゃんはお人形さんみたいでした。

先生から、昌平君のリハーサル中、「連弾の曲をさらってなさい。」といわれ「祥子ちゃん、片方弾いて」二人でパラパラと弾いて大満足。おしまい!

 おでかけコンサートで老健施設に出かけました。
「まさこちゃん!どあし。ってな~ に?」
・・・・・・・入り口に「土足厳禁」
愛ちゃんが練習しないので困った家族。
夏休みに知り合いのピアノの先生の家に譜読み練習へ。
ところで自分が初見が遅いのか早いのか・・・・・。本人は判断つかないらしい。
ある日知り合いのピアノの先生の家に行って、譜面台に書いてある字を見て。「祥子ちゃん!はつみってな~に?・・・・・。」バシッ!と頭をたたかれたらしい。「初見!!!」

 毎日学生音楽コンクール中学姓部門全国1位の古賀大路くんの入賞者コンサートでの演奏の素晴らしさを伝え聞いた愛ちゃん。
「まさ子ちゃん、今なんて言った?こがだいろ君でしょう?えっ!愛ちゃん、今まで、だいろ君て思とった。」「誰にも言ったらダメよ!だいじ君にもよ!恥ずかしいやん。こばやしあいみを、こばやしあいじつって言うようなもんやん!」愛ちゃんには言われたくない。
こちらのスタッフ、今は、だいろ君って大流行。


ピアノ以外は負けず嫌い。
努力家。宿題のお習字をうまく書けない。学校で書いて提出しなければならないらしい。当日の朝2時まで、何度も何度も自分が納得がいくまで練習。しかし、朝学校に行った後見たら、お玄関にお習字道具を忘れている。
母、「お習字の時間、眠るのじゃないかな・・・?」



シシャモ事件
上階の裕子先生からシシャモの差し入れ。
ところが、お引越しで忙しいママは愛ちゃんにシシャモを焼くようお願いしました。
「銀の網を洗ってシシャモを焼いて・・・!」しばらくしてジャアジャア水音が聞こえているので、
不思議に思ってお台所の愛ちゃんを見てみると、水に流しながら、包丁の後ろでシシャモの銀の皮を削っている。
「愛ちゃん!」万倉のおばあちゃんのお魚のうろこ取りを見て真似たのですね。
親子二人で、水っぽいシシャモを食べました。愛ちゃん。やっぱり給食が良いですね!

初めて、新しい学校に登校する日の朝。
どうしても愛ちゃんの足取りが遅い。歩いてたった15分の道のりなのになかなか前に進まない。ママが先に歩くのだけど、他に登校してくる子供たちの波に隠れてしまう。約束の時間に遅れそう。やっと学校についても、どんなにせかしても下駄箱から動こうとしない。
いつもは、口では誰にも負けない愛ちゃん。負けん気の強い愛ちゃん
「お勉強分るかな?お友達できるか・・・・・?ああ嫌だな!」
新しい学校は不安でいっぱい・・・・。
「 ママ!」か細い声で「ここの問題どうするほ・・・」「ここ分るかな?」
ノートや教科書を取り出しては、何度も見直してる。やっと先生と一緒に教室へ。
今日は水曜日、授業は半日のはず。
2時30分未だ帰ってこない。3時30分未だ帰ってこない。
ママは、心配してとうとう学校に連絡。
しばらくして、担任の先生と元気な声で帰宅。道を間違えて帰っていたらしい。
田舎の愛ちゃん!だいじょうーぶ?都会で暮らしていける?
二日目からは元気よく、「いってきま~す!」と登校しています。
都会暮らし新米愛ちゃんです。
八幡山小学校の皆さんよろしくお願いします。

 ホームページや雑誌に良く出てる愛ちゃんの黒のポロシャツ。
それを見た、夏合宿の家主の正美おじちゃん一言。
「この洋服,うちでパジャマ代わりにいつも着てなかった?」

  4月2日のリサイタルに向けて
     「悲愴&悲壮?!」  2007/3/4
 
3月4日 福岡の某楽器店のミニコンサート。午前11時から30分の演奏。ノクターンとベートーヴェン「悲愴」を演奏。それから場所を移動して、4月2日のコンサートの指揮者後藤氏のレッスン。移動中の車中の二宮先生の話を聞いていると、どうも、悲愴の2・3楽章が上出来ではなかったらしい。「愛ちゃん、帰ってからレッスン頑張らないと」と二宮先生から諭されている。

あたらしいドレス。
すぐに、12時からベートヴェンのコンチェルトのレッスン。本当にハードスケジュール。だれからも信じてもらえないかもしれないが、1週間しか練習していない。らしい。二宮先生。愛ちゃんをピアノの部屋に残して、指揮者後藤氏に「申し訳ありません。練習をしてなくて。帰ってからちゃんと、さらわせますから。」と平身低頭。しかし、2楽章の打ち合わせに時間がかかっていましたが、隣の部屋で聴いてたけどけっこう素晴らしく弾いてる。伴奏してくれた、お姉さん。終わってから、すごい!と一言。
 あたらしいドレス  疲れながらもピース

大急ぎでお昼を済ませて、3時から、又もどってコンサート会場。午前中と同じ曲。さすがにもうバテバテ。かなと思い、
「愛ちゃん!悲愴うまく弾かないと、東京に帰ってからすぐにレッスン。って二宮先生言われてたよ。」二宮先生が、席をはずされたすきに、真剣におどす。
「それは無いほ!」と言いながら、ステージに。
悲壮感ただよう、真に迫った演奏でした。もどってきた時の姿は、真っ赤にほっぺが高揚し、髪は乱れ、頭から湯気が出そうな姿でした。ハードな一日、えらかったね。愛ちゃん。二宮先生からも誉められてたよね。「ハードなスケジュールを、おつかれさま」って。
愛ちゃんが一番嫌いなことは、やっぱりピアノの練習でした。
 家族のこと
今日は愛ちゃんの弟、ひろきくんが一年生に入学するのでランドセルを買いに行きます。「ママ~!早く行くよ!」と車の中から呼んでいます。